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さしみ
舞台大好きさしみです。
2019年3月3日(日)・・・
ひな祭りの今日、博多座では三月花形歌舞伎『鯉つかみ』が初日を迎えました!
片岡愛之助さんが
- ひとり十役早替わり
- 宙乗り
- 本水使用での激しい立ち廻り
など、いろんな演出を使って躍動する作品!
さっそく初日の舞台を観てきました!
いや~、とっても面白かったです!
愛之助さんの早替わりにおぉ~!!っとなったり、ユーモアあるセリフで客席が盛り上がったり。
終盤に登場する水の迫力には、びっくりしながらも笑いがでるくらいでした。
まるで、スプラッシュマウンテンのような・・・バシャバシャなってましたよ!!
お話のテンポもよかったです。
ということで、本記事では、三月花形歌舞伎『鯉つかみ』の感想や、博多座の様子を書いていきます。
三月花形歌舞伎『鯉つかみ』とは
あらすじ
志賀の国(現在の滋賀県)の三上山。山中に棲み、田畑を荒らす大百足(おおむかで)の討伐の勅命を受けた近江の国司・俵藤太秀郷(たわらのとうたひでさと)は、琵琶湖の守り神から授かった宝剣・龍神丸で見事退治に成功する。
一方、琵琶湖中では、鯉王の皇子である金鯉が鯉から念願の竜へ変じることとなり、祝宴の真っ最中。
そこに大百足の不浄の血が流れ込んでしまったため、身の汚れた金鯉は登竜の夢を絶たれ、恨みに思った鯉王親子は俵家を末代まで祟り呪うことを誓うのだった。
それから四百数十年後。俵家の末裔釣家ではお家騒動の火種が起こっていた。
そんな中、渦中の釣家の息女・小桜姫は清水寺で出会った滝窓志賀之助に心惹かれる。しかし龍神丸の威徳によって志賀之助が実は釣家の滅亡を企む鯉の精の化身であることが露見する。
そこに現れた真の志賀之助が逃げる鯉の精を琵琶湖へと追っていき…。
(引用:博多座HP)
みどころ
この作品の魅力はなんと言っても「ケレン」です。
本水使用での激しい立ち廻り、胸躍る宙乗り、早替りなど「ケレン」と呼ばれる演出を駆使して、娯楽性重視の趣向をちりばめた理屈抜きの面白さを体感してください。
また、同作品への初出演となる尾上松也、愛之助と共演を重ねる中村壱太郎が出演。
花形役者が躍動し、歌舞伎の娯楽性を痛感させる、サービス満点のスペクタクルな舞台をどうぞお楽しみください。
(引用:博多座HP)
観客の意表をついたり驚かせるような演出のこと。
主に「宙乗り」「早替り」「本水」などによる演出を指します。
今回の舞台は、この「ケレン」をガッツリ楽しめます!
主な出演者
- 片岡愛之助
- 尾上松也
- 中村壱太郎
- 澤村宗之助
- 中村寿治郎
- 市村橘太郎
- 上村吉弥
- 市川男女蔵
- 大谷桂三
片岡愛之助さんはドラマや、映画などでも活躍する人気歌舞伎俳優さん!
みなさんご存知ですよね!
三月花形歌舞伎『鯉つかみ』感想 @博多座
今回は、初日公演(16:00開演)を観に行きました!
当日の会場の様子を、感想を交えながらご紹介していきます!
開場時間
この日の開場時間は、15:00。
通常は、開演1時間前の開場のようですが、夜公演は日によって変わるみたいですよ。
上演時間・休憩
(画像参照:博多座HP)
休憩は2回でした。
舞台転換のために、幕が下りる場面が何度かあります。
幕が下りたからといって、休憩だ!と焦らないように要注意です!
早めに行ってレストランを予約!
歌舞伎と言えば、幕間に楽しむ食事!
今回わたしは、客席1階にあるレストラン花幸(はなこう)で食事をすることに。
幕間のお食事時間は、約30分前後と短いため、事前予約が必須!
開演前に席と料理を予約しておくと、幕間にはお食事がバッチリ準備されていますよ!
この日、食べたのは「釜めし御膳」。
炊き立てご飯で美味しかった!
約120席ある広々としたレストランで、ゆっくりお食事出来ます。
場内各所で写真撮影!
愛之助さん演じる十役のパネルが至る所に!
劇場内をウロウロ・・・
探し回っている方、けっこういました。
さしみ
私も、探し回りました…!
歌舞伎観劇におすすめ。イヤホンガイド !
『歌舞伎は何を言っているのか分からない・・・』
『あの人は、どんな役?』
歌舞伎ってこんな風に感じたりすること、ありますよね?!
そんな方には、イヤホンガイドがおすすめです。
さしみ
イヤホンガイドは、音声の「同時解説」で舞台の進行に合わせてあらすじ・配役・衣裳・道具・歌舞伎独特の約束事などを、タイミングよく説明してくれます。
- 使用料1台:700円
- 保証金1台:1,000円(保証金は、受信器を返却した時に返ってきます)
作品のことがより理解できて、いいですよ~
『鯉つかみ』早替わりがすごい!
あっちにいたはずの愛之助さんが、違う役でこっちから!
みたいな事が何回もあって・・・
早替わりってスゴイです。
カツラや衣装もパッと変わって、そして役が違うから当然、声や演技もガラッと変わる。
歌舞伎俳優のすごさ、片岡愛之助さんの凄さを感じる舞台でした。
そして、本物の水を使っての演出!
客席も大盛り上がり!
迫力あって、かっこよかったです。
途中、客席に向かっての口上の際には、愛之助さんのユーモアあふれる挨拶でとても和みました。
さしみ
これが歌舞伎?!演出いろいろで楽しい!
パッと早替わりで登場、宙乗り、本水を使った迫力ある演出・・・
『鯉つかみ』は、なんだか歌舞伎の印象をガラッと変えてくれる楽しい作品でした!
博多座開場二十周年記念
三月歌舞伎『鯉つかみ』は、平成31年3月3日~24日まで。
詳細は、博多座HP>>>
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それでは、また!
さしみ(@sashimi_fuk)でした。